うっすらと就活はじめました。

ずいぶん放置してしまった。

7月頃に、
「8月になったら『How to become a Hacker を実践するブログ』にしようかな」
とか思ってたりしたけど、なんかなあなあになってできなかった。

やろうと思ってたことができなかったら気持ちというのはすごく萎えてしまうもので
それっきり、はてなダイアリーの更新をしなくなっていた。


さて、10月である。
僕はM1なので、就活を始める時期だ。
試しに昨日、手元にある情報をもとに就活セミナーや説明会などのスケジュールを
Googleカレンダーに手当たり次第入力していったら、
11月のカレンダーがえらいことになってびっくりしたw



僕が情報系に進むことにしたのは、ありがちだがゲームの影響だった。
なんとなくコンピュータに親近感を覚え、それに関わる勉強をしたかった気がする。
が、まぁ実際はプログラミングばっかりじゃなくて、
制御やら画像やら電気回路やらいろいろなことを勉強しなくてはいけなくて
目先のいろんなことに気をとられて、自分が何をやりたいのか見失いがちだった。
サークルとかも楽しんでたし。(バンドがとにかく忙しかった時期もあった)

そんなこんなで4回生になり研究室に配属された。
配属希望は相変わらず、影響を受けたゲームの特徴に関連するところだった(詳しくは言わないけど)。
先輩達はみんないろいろすごくて(コミュ力とか、プログラミング技術とか)、
プログラミング技術が高い人には特に憧れた。

なんか理系は大学院に進学するのが普通、みたいな感じで
そんな猛烈な研究意欲に燃えまくってたわけでもないけど大学院に進学した。
(院試舐めすぎて落ちて一年休学したり、2回目は他大学に挑戦したり、といろいろあったけど)
こっちの大学院では、前の研究室よりもプログラミング技術に長けた人が多くて
すごいすごいと感心しきりで憧れまくりだった。


そういう感じでこの就活の時期を迎えた。
自己分析とか正直何したらいいのかわからないし、
ネットで得られる情報もあいまいでよくわからない、と思っていた。
(余談だが、何でもかんでもネットや本などでマニュアル的なものが手に入ることで、
自分で考える力がすごく弱くなってるなと自覚した)
リ○ナビなどでチェックするのも、なんとなく名前を知っている、いわゆる「大手」の企業ばかり。
理系だし…ということで家電とか電子機器系のメーカーをチェックしたり、
関西で就職したいし…とインフラ系の企業をチェックしてみたり。
ただ、なんでメーカー系なのか、とかが自分でもわからなくて、
志望動機なんて自分の中になかった(その頃は)。

自分がやりたいことをやる、っていうと
僕の中のイメージでは俳優とか歌手とかそんな感じの夢追い人みたいな気がしてた。
だから自己分析のやりかたとかもよくわからなかったのかもしれない。

最近やっと気づいたのだが、
僕は周りでプログラミング技術の高い人を「すごいすごい」と思ってる割に
自分のプログラミング技術を高めようと積極的にしてるかというとそんなことはなく、
また「プログラミング技術を高めて(新しい言語を習得するとか)、
書きたいコードがある!」とかいうモチベーションもあまり持ち合わせていないのだ。
自分にできないことをできる人に対する憧れにすぎなかったのかな、と少し思う。
(そりゃ少しはプログラム書ける人になりたいという「気持ち」だけは今もあるけど)

そして、「自分がわくわくできること」に関する企業を選べばいいんじゃね?
ってことにやっと気づいた。
それなら志望動機も書きやすいしね。
なんとなくの「大手指向」じゃだめだった。
あのままの俺ではカラッポの就活をするとこだった。

わくわくできることについていろいろ自分自身をたどっていくと、
その先には電器系メーカーもあったし、
今までチェックする気もなかったような企業の存在にも気づいた。
さらに副次的効果として自分の趣味が増えた(笑)。

たぶんまだまだ業界研究とか企業研究は足りてないし、
自分の志望動機やアピールポイントとかも見つめきれてないと思う。
でも、方向性というか自分の軸みたいなものがおぼろげに見えてきたことで
就活に対するモチベーションも上がったし、精神的に少し安定もした。

研究との両立はなかなか難しいと思うけど、
「内定決まったけど修了できません」なんてことにならないように
本分にも力を入れつつ(ちょっと遅れ気味だし)、これから就活がんばります。